東京都 千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区。
不動産業界では、都心5区と呼ばれていて、物件の空室率などのデータ分析や不動産動向の調査向けの代表エリアとなっています。
加えて同じ23区でも、都心5区はステータスの高いイメージがあります。
私は就職したときは実家暮らしでしたが仕事が激務で気づいたらひとり暮らしをスタートさせていました。
内見もそこそこに引越ししたことで失敗もしましたし、生活するうえで気をつけたほうがよい事もたくさん学びました。
家賃10万円そこそこからスタートしたわたしの物件選び体験をまとめましたので参考にしていただけると嬉しいです。
渋谷区代々木上原徒歩5分|商店街沿いの1K30平米
家賃11万円(管理費込) 敷/礼 2/0
- 職場から地下鉄で乗り換えなし
- 実家のアクセスポイントとなる新宿駅へ小田急線で5分
- 港区より割安
- 何度か訪れたことがあり、街の雰囲気がわかる
こんな理由から、代々木上原を選びました。
代々木上原の特徴と交通アクセス
・小田急小田原線新宿駅から代々木上原駅まで 急行1駅5分・普通4駅7分
・営団地下鉄千代田線始発駅、表参道、赤坂、霞ヶ関、日比谷、大手町まで乗換えなし
・井の頭通りに空車タクシーあり
物件を決めるまで
基本実家暮らしでしたが、終電が過ぎる時間まで残業をしていたため、東麻布に住んでいた同僚の家に寝泊まりしていました。
そんなこともあり、探す時間もそこそこに、地元の不動産屋さんに来店し、予算と防犯面の希望だけ伝えるだけ。
業者さんから連絡があったのは問い合わせしてから数日後。
近日退去予定の部屋があるためクリーニングが済み次第入居可能なのでどうですか?とのこと。
せめて外観はみておきたいな、と思い週末に内見。
ラッキーなことに、ちょうど引越しの最中だったので住人の方にお話を聞くことができました。
退去理由は、ネイリストの仕事で朝が遅いが、朝日が差し込んで起きてしまう、とのことで、朝の早い私には朗報でした。
お隣は東大生ということもわかり、少し安心しました。
引越しの荷物をチラ見したら、セミダブルのベッドとテレビ、テーブル、段ボール・・・私の荷物と変わらない量だったので、住めるかな、と思い決めました。
間取りの確認もそこそこに決めてしまったので、お風呂とトイレが別々だということを引越してから知るという・・・(今では考えられない!)
3階建てのコーポのような造りで、オートロックはなく、カンカンという音のする階段が設置。
窓からは商店街がみえて解放的でした。9畳だとセミダブルベッドとテーブルは置けます。
わたしの都会一人暮らし生活はこんなところから始まりました。
坂道が多く散歩というよりウォーキング
商店街には肉屋やお豆腐屋などの専門品店が並んでいたのでお惣菜を買うことが多かったです。
駅ビルに軽食屋やスーパーマーケットがあったので、そこも利用していました。
駅のすぐ近くにあるファイヤーキングカフェは週一ペースで利用してましたね。
駅までは平坦な道が少なく、雪の日に急な坂道をおりるのが大変でしたし、時々渋谷駅から徒歩で帰るときも坂道でひと汗かいてました。
湿気の高い物件は体にも影響する
物件に関しては、商店街で人の目があるせいか、オートロックでなくても不安はありませんでした。
ゴミ出しは決められた日の朝に出してましたが、(今でこそ不便!と思いますが)実家が一軒家なので、そういうものか、と受け入れていました。
寝てるときに隣の大学生が麻雀をしている音が聞こえてましたが、楽しそう^^と思っていました。
引越しを決めた理由に直結するのですが、そこに住み始めてからぜんそくのような咳が出はじめ・・・
最初は、食生活が原因かな、なんて思っていましたが24時間換気をしても、3ケ月に1度はカビ取りをするほど、お風呂場がカビる!
後から知ったのですがこの建物が建つ前は雑草で荒れ放題だったそうで、もしかしたら湿気がある土地だったのかなぁと思います。
代々木公園駅徒歩4分|ビストロと公園と分譲賃貸
前に住んでいた家賃の1,3倍。敷/礼 2/0
仕事にも余裕がでてきたので、新しい物件を探し始めました。
というのも、代々木公園駅の改札をでて地上にでるまでの階段から植物の木々の香りがして、次は絶対ココに住みたい!と思っていたからです。
このときも、街の不動産屋さんに来店し、紹介していただきました。
分譲物件で、この不動産屋さんが大家だったので入居後もよくしていただきました。
代々木公園駅の特徴と交通アクセス
・小田急小田原線新宿駅代々木八幡駅まで 3駅6分
・営団地下鉄千代田線 代々木公園駅 表参道、赤坂、霞ヶ関、日比谷、大手町まで乗換えなし
・井の頭通り沿いに空車タクシーあり
代々木公園はウォーキング、ランニング、ピクニックなどが楽しめ、ドッグランもあり。
国立オリンピック記念青少年総合センターのプールは、誰でも利用可能です。
近隣には明治神宮と代々木八幡宮があり、NHK放送局も近いです。
物件を決めたポイント
オートロック、エレベーター、24時間専用ゴミ置き場あり、シューズインクローゼットあり。
窓からは住人専用の駐車場があり解放的。
ガスコンロ2口。大きめのシンク。大きめのシューズインクローゼット。
パウダールームのデザインが素敵で、機能性にも富んでいて即決しました。
分譲物件は、ドアノブや、蛇口など、スペックがしっかりしているイメージがあり収納もしっかりとあるということを知りました。
代々木公園まで歩いていけるのもよかったですね。
桜の時期は公園のトイレの行列みて、近所でよかった、と思ってました 笑
外食も散歩も楽しめる環境
意外とスーパーマーケットが少なく、外食をすることが多かったです。
線路の高架化と地下化がすすんだため、今はもう問題ないかもしれませんが、踏切で止められると電車を1本逃すことがありました。
代々木公園の周りは食事するところも多く、イルキャンティ代々木公園のサラダのドレッシングがお気に入りでした。
さすが分譲!解放的な脱衣所兼トイレがお気に入り
物件に関しては、シューズインクローゼットが大きく、洋服以外のものをほとんどを収納できたのがよかったです。
パウダールームにトイレがあり、解放的で掃除もしやすくとても気に入ってました。
最初の物件もそうでしたが、真四角の1辺にベランダに通じるような大きい窓がある部屋は使いやすいです。
凸凹のある部屋は、その場所は使えないのに平米数をカウントされるので、ちょっと勿体無いです。
退去前は特に!契約書を確認することでトラブルを防げる
退去時あるあるなのが高すぎる退去費用。
国交省のガイドライン(法的な根拠ではなく、あくまで目安程度)や、様々な裁判事例から、原則はクリーニングするための費用は賃料に含まれているものとされているため、通常は契約書や重要事項説明書に明記して別途支払い義務を生じさせます。
原状回復費用|クリーニング代が明確でないときは注意が必要
今では「退去時はクリーニング代金◯円が必要」という特約が記載されている契約書がほとんどだと思いますが、もし記載がない場合、クリーニング費用は1平米あたり1000円が相場です。
退去時の立ち会いは必ずご自身で行います。そのときに「これは直してもらいますね」などと言われない限り、余計な請求はされません。普通。
というのは、わたし自身、1件目の物件を退去するときは、敷金が全額戻ってきましたし(クリーニング代は請求されませんでした)
2件目の物件を退去するときは、家賃1ケ月ほどの退去費用を請求をされたものの、交渉に成功したことがあります。
ペットは飼っていないし、タバコも吸わない。退去時の立ち会いの際、電球から換気から壁の傷や臭いまで確認して、傷ひとつないことで合意したので、クリーニングの相場が妥当ではないかという流れで交渉しました。
請求書の中身をみせてもらうと、たくさんの請求項目がありましたので、貸主はわたしに全額負担して欲しかったようですが。
借主が守られるよう法整備されまてますので、それを知った上で話をすすめると良いかと思います。
まとめ
最近は退去時トラブルを回避するため、契約書にクリーニング費用が明記されるようになっています。
壊したり汚したり、残置物がない限り、クリーニング費用以外の請求はされませんがもしトラブルに遭って、ひとりで解決するのが不安でしたら国民生活センターや弁護士相談を利用しましょう。
住環境が整うと、人生そのものが整います。快適な生活を手に入れ、楽しく過ごしましょう。