タイトルを“好きなことだらけの人生って最高〜♡”としていますが、とんでもない 笑
今までたくさんの紆余曲折がありましたし、いくつかのターニングポイントを経て、今日に至ります。
やり直せるなら小学生、いや、幼稚園からやり直したいと思いますし、幼少期に今の私がアドバイザーとして存在していたら、どんなに心強かったか・・・
ただ、あまりにも遡りすぎるとただの日記になってしまうので、大学を卒業したあたりから綴っていこうと思います。
セラピストだけど、過去を後悔する性格は変わらず・・
ただ、自己肯定感と “今” への集中力はあります♡
職業履歴|タイミングとチャンスと即決の連続だった
CAになりたかったが採用ストップ|日系の証券会社へ入社
なんでCAになりたかったのだろう・・
思い返すと、「仕事で海外を行き来できるなんて最高じゃない!」と軽い気持ちで、某女子大の国際文化学科で欧米文学を学び、CAを目指していたのですが、
大学を出るころは同時多発テロの影響で採用がストップしていました。
そのため、日系の金融、それも銀行ではなく大手の証券会社に就職しました。
証券会社を希望したのは、富裕層が顧客だからというのと、幼少期から新聞の株式紙面を見てはこれらの規則性はなんだろう?と単純に興味があったから。
後悔その1
経済学部に入って勉強しておけば・・
日系に入ってよかったところは、研修期間に外務員資格を取得できたことと、社会人としてのお作法(5分前行動、体調管理も仕事のうちなど・・)が身についたことです。
ただ、こんな給料でどうやって一人前に生活できるのだろう・・とも思ってました。
女性役職員の給与と、その同期の男性役職員の給与の差も気になりつつ、
昇進は自分には関係ないものと思い、仕事は作業のように淡々とこなしていました。
実家暮らしで円満な人間関係
仕事も無理なくこなせてノーストレスでした
転機|外資系企業に転職した同期がキラキラしてみえた
そんな私にも転機がやってきます。
同僚が欧州系の証券会社へ転職しました。
転職後の彼女は残業も休日出勤もしていましたが、仕事を任され、考えながら取り組む姿がキラキラしてみえて、私もこうなりたい!、と思いました。
その頃は、充実した毎日を送る彼女と会うのが楽しく、週末になる度に彼女の職場まで車で行き、仕事が終わるのを待って一緒にフレッシュネスバーガーを食べ、自宅まで送り届けていました。
恋人みたいでしょ♡
チャンス|英国の大学院で勉強しようと思っていたが、採用試験に受かってしまった
転職した彼女からのアドバイスもあり、私は会社を辞めてMBAを取るためにロンドンの語学学校に通いながら大学院を探しました。
そして大学院も決まり一時帰国した際、ある外資系企業で人員を募集していると知り、
ものは試しで応募したところ、何回かの面接を経て、採用通知が届きました。
即決|MBAがなくても外資で働く目的は叶うからいいんじゃない?
正直、大学院決めちゃったしなー、という気持ちはありましたが、外資で働く目的は叶うし、ま、いっか!ということになり、働き始めます。
そして、好きなことだらけの人生って最高〜♡な毎日に突入します・・・が!
後悔その2
もしもMBAを取得していたら・・
自分にコミット|好きなこと=楽なことではないが、成長できるからやっていける
入社した初日から、すごい量の仕事がやってきました。
アタマでは処理できているけれど、慣れない業務のため苦労しました。
調べては資料を作って、再度ミスがないか確認して・・・という感じで、形にするまでに時間がかかりました。
何より、自分の知識では薄すぎて、ついていくのがやっとでした。
正直、スキルがない代わりに体力勝負で仕事に取り組んでいた感じです。
自分に集中しすぎていて、隣のチームの秘書に何かのことで叱責されても、全く動じないほど 笑
ただ、同じ年齢で同じぐらいの(うっすいw)知識量の同期の女性がいたのが支えになりましたね。
彼女とは、1日の仕事が終わるときに「よくやったね〜」とハイタッチして帰宅していましたし、今でも仲良しです。
自分が納得するまで充分に仕事に向き合わせてくれた当時の上司や同僚には本当に感謝しています。
あのころの経験が
自己肯定感の底上げに繋がっています
タイミング|余裕が生まれ、プライベートライフが充実。副業申請も
仕事も慣れてきて、余裕がうまれ、(勉強でなく)趣味に充てる時間が生まれてきました。
フラワーアレンジメント、ヨガ、ジム、ポールダンス、テニス、ハープ、セラピスト、、、思い出したらまだまだ出てきそうです。
ヨガはティーチャーズトレーニングまで受けてRYT200の資格を取得しました。
RYT200後は、時々ヨガフェスタの手伝いをするようになり、報酬もいただくようになりました。
大会用のネイルモデルもやったり、雑誌にコラムを書いて報酬をいただいていたのもその頃からです。
それまではお小遣い稼ぎでいろいろとやっていましたが、あるときヨガ雑誌の取材を受けることとなり、そのタイミングで会社に副業申請を申し出ました。
副業申請をしてからは、セラピストやブログ発信で今日に至っています。
ワークライフ“GROWTH”バランスについて
Growth=成長があるから楽しめる
大学を出て以来一貫して同じ業種で働いていますが、扱っている商品や部署は異なります。
新卒の頃は、偉そうにしている役職のついた上司たちに対して尊敬のかけらもありませんでしたが、今思うとすごい実力のある人たちと関わっていたと思います。
あのときは、彼らと交わるような仕事をしていなかったので知らなかっただけ。
転職して、中核的な業務をするようになってからは、当時の上司たちには尊敬しかありません。
自分が誠意をもって仕事に向き合うようになってからは、いろいろな意味で謙虚になれましたし、尊敬の念をもって仕事に取り組めるようになりました。
好きなことだらけの人生は「大変なこと」とは無縁?
好きなことだらけだからといって、楽をする、自分は学ばない、とかではありません。
好きなことをしていても弱音は吐くし、エラーはあるし、反省もします。
ただ、周りの人に頼りっぱなしで自分は成長もしなければ動こうともしない。
これでは好きなことに関わっている意味がないでしょう?
好きだから成長できる。だから、多少のストレッチが必要なポジションでも頑張れるのだと思います。
忙しいと疲れたは自慢にならん
by 吉田茂
男女格差、学歴格差|思い込みと言い訳だと認める
外資系は、日本の企業より10〜20年ぐらい考え方がすすんでいると思います。
例えば男女格差。
女性は結婚したら家に入る、子育ては女性の役割。
それでは女性が活躍できませんので、最近は女性に役職を与えるという企業が増えてきたと聞きます。
ただ、私個人として思うのは、その人に実力があるのなら、女性も男性も関係ないのでは?と思います。
逆に、実力のない女性が昇進するより、実力のある男性が昇進したほうがいいと思います。
先日、女性にゲタを履かす、というBad jokingに対して、“男性が履いていたゲタを女性も履かせてもらえるようになっただけ”、とある女性の役員がサラっと返していました。
男女格差も、学歴格差も、自分が認められない言い訳にするのでなく、仕事で発揮していくもの、と考えています。
ゲタを履かせてもらったら、その分私たちもスキルを発揮しましょう♡
結婚、妊活、子育てなど|女性がやらなくてはならないという思い込みを解放する
結婚、出産、子育てと仕事の両立、子供が育ち上がってからは親の介護など。
ライフステージによって、バランスの取り方は変わってきます。
「子供が熱を出したので早退します」と申し出るのは、パパさんでもいいのです。
そのために、パパさんも「今日は子供の病院があるので在宅します」と言える職場環境にしていけばいいと思います。
企業の一員が会社の社則は変えられないけれど、社風は変えられると考えています。
今、わたしが取り組んでいることは、職場で関わる人たちの人生を知ることと、リスペクトすること。
家の中が落ち着かないと、心地よく働ける環境にはならないと思いますし。
風通しのよい社風にして、家庭と仕事のバランスをとりやすい環境作りに配慮しています。
子供のために早退する人には「お疲れ様」ではなく
「いってらっしゃい」と声かけしてます♡
仲良しと仕事ができるは違う
公私混同はしない、という言葉に尽きるのですが、仲良くすることと、その人にクレームをつけられないこととは違うと思っています。
仲が良くても仕事ですから、責任の所在を考えて業務を遂行することは本当に大切。
一方で、仲が良いとその人の性格や性質がわかりますから、いろいろなサポートができると思っています。
例えば、メールを書くのが苦手な人だったら、コピペしたら済むようなメールの書き方にする、とか。
おしゃべりが得意な人なら、ミーティングでの発言は任せてしまう、とか。
逆もまた同じで「私はこれが苦手なので、任せてもいい?」と言える勇気が必要かなぁと思います。
ひとりで頑張ろうとせず、周りの人との共同作業を楽しんでます。
女性にありがち!アンガーマネジメントができるようにする
アンガーマネジメントとは、怒りのような気持ちを適切にコントロールし、問題解決を図るスキルのこと。
これを身に付けていないと、急に機嫌が悪くなったり、周りに八つ当たりしたりと、周りに気を遣わせてしまいますし、何より本人が一番辛いんじゃないかな、と思います。
幸いにも、私は仕事面では(プライベートでも!)おおらかでいられるので困りませんでしたが、アンガーマネジメントができない人とは仕事をしたくないと思います。
人と関わる限り、どのステージにおいてもアンガーマネジメントは必要。
友好的であることもスキルのひとつと考えています。
アンガーマネジメントが不安だったら
セッションしましょうね♡
昇進|自分だけが責任を負うのではない
昇進するときは必ず誰かの推薦があります。
なので、自分が昇進したということは、その推しの力と自分の力の総合力で勝ち得たものと考えています。
そうすると、昇進したあとにズーンと(勝手に)責任を感じることがなくなり、“推しにも責任はあるし!”“推しがあるから大丈夫”など、ひとりで抱えずに済みます。
それに、部下としても上司が昇進したほうが何かと有難いですよね 笑
昇進したメリットを充分に発揮して、周りにハレーションを起こしていこうと考えます!
まとめ
書き出してみて思ったのが、転職への迷いはほぼなかったですね。
周りの人間関係に恵まれていたことも大きいですし、仕事にも諸遇にも満足していたので、余計なことに気が散らなかったのかもしれません。
敢えて言うなら、これだけ長いキャリアを積むことになるなら、経済学か経営学か数学科でベースをしっかりと整えておけばよかった、ということ。
わたしはセラピストでもあるので、自分のことを客観的に観察してしまうのですが、行動力があり、アンガーマネジメントがコントロールできたので、如何様にも仕事ができたのかと思います。
人生を充実させるために、ワークライフバランスを取る。
これらに加え、成長!も欠かせない要素だと考えます。
長らくお読みいただきありがとうございました。
このシェアが何かのヒントになれば嬉しいです。