都心で「ちょっと心を整えたい」「静かに歩きたい」と思ったとき、どこに行きますか?
オフィス街という印象の強い汐留ですが、実は歩くためにある街といってもいいくらい、気持ちのいい通路や風が抜ける広場が点在しています。
しかもコンパクトなエリアなのに、複数のデッキや地下道が入り組んでいて、何度歩いても初めての道に出会うという不思議な街。外国人だけでなく日本人でも道に迷いやすい、ちょっとした都市の迷宮でもあります。
でも、その「迷路感」こそが、この街の魅力。

都会のど真ん中で前を向いてサッサと歩きがちですが、少しだけ歩くペースをゆっくりにして辺りを見回すと、色々な発見があるんです。
この記事では、そんな汐留シオサイトを舞台に、心がゆるむ散歩コースの魅力と、迷いにくく歩くコツを紹介します。
静けさに包まれたい朝、仕事帰りのリセット時間に――都心の中で感情を整えるようなひとり時間を過ごしたい方へお届けします。
汐留シオサイトとは? 散歩スポットとしての意外な魅力


汐留シオサイトとは、浜松町駅から汐留・新橋方面へと続く再開発エリア。デッキと地下道が複雑に交差する、都市の迷宮のような街です。
高層ビルの間に風が通り、自然がふっと顔を出します。都会のオアシスとして、歩く時間そのものが楽しくなる場所です。
都会の中にある「はまかぜの道」と広場
ビルの合間を海風が抜けていくはまかぜの道。(※浜離宮方面から吹く風が通り抜ける道の愛称です)
高層ビルに囲まれた空間でありながら、風が通り抜け、空が開けて見える瞬間があります。
一見無機質な都市の中に、ふと自然の気配が現れる――。そんな意外性こそが、汐留シオサイトの散歩の楽しさです。
「歩くためにある街」としての設計
汐留は再開発されたエリアだけあって、回遊性が高く、歩行者に優しい構造。広いデッキやスロープ、つながる地下道が整備されており、どこまでも歩いていたくなる動線が魅力です。
- 参考: 汐留は旧汐留貨物駅跡地を活用し、東京都と民間が連携して整備した再開発エリア。31haにおよぶ街づくりは都市再生政策の象徴的プロジェクトのひとつとされ、歩行者導線を重視した設計がされています。(sio-site.or.jp、東京都都市整備局)
ひとりでも安心して歩ける空気感


オフィス街ゆえの落ち着きがあり、治安の良さや静けさも感じられるエリア。ひとりでも気兼ねなく歩ける空気感が漂い、思考を整理したいときにも最適です。



ドラマのロケ地としても有名です
汐留シオサイトの具体的な散歩ルート


スタートはカレッタ汐留から|空と風を感じるデッキへ
お散歩はカレッタ汐留の2階デッキからスタート。ビルの隙間から空が見え、風が通るこの空間は、都心にいることを忘れさせてくれます。ここから日テレ方面に向かいながら、少しずつ自分のペースを取り戻していきます。



羽田空港に離発着する飛行機が見えたり、遠くから船の汽笛が聞こえたりして、静かに空を見上げたくなるかもしれません
宮崎駿氏デザインの日テレ大時計台♡


日本テレビの建物前に、日テレ大時計があります。
映画『ハウルの動く城』に出てきそうだと思いませんか?これは、宮崎駿氏がデザインしたもので、時間になるとからくり時計が動き出します。ディテールも細かく作り込まれていて、ずっとみていても飽きません。
からくり時計はいつ動く?
演出スケジュールは以下のとおりです。
月〜金 | 土・日 |
– | 10:00 |
12:00 | 12:00 |
13:00 | 13:00 |
15:00 | 15:00 |
18:00 | 18:00 |
20:00 | 20:00 |
毎回およそ3分前から演出が始まりますので、時間より少し前にお越しくださいね!
日テレ本社からイタリア街へ|クラシカルな街並みに癒される
日テレ本社の時計台から少し足を伸ばして「イタリア街」へ。パステル調の建物と石畳が美しい街並みで、ベンチに座ってのんびりと過ごすのもおすすめ。



雨の日でもデッキと地下道を使えば濡れずに歩けますが、イタリア街は屋外なので要注意!


浜離宮入口前まで抜けて|緑と水を望んでフィニッシュ
浜離宮恩賜庭園の入口前でフィニッシュ。中に入らなくても、橋の上から緑と水が広がる景色を眺めるだけで十分癒されます。
四季の植物や庭園の詳細は、別記事にてご紹介しています。


散歩をもっと快適にするための豆知識
所要時間目安:全体で約30〜40分(途中休憩含む)
服装と靴のおすすめ: 写真映えを意識したコーデでも、足元は歩きやすいスニーカーを
休憩スポット: コーヒーショップ・コンビニ・100円ショップなど座れる場所や水分補給に困らない
雨の日対策: 地下道を活用すれば、ほぼ屋根付きで散歩できます
地下通路は24時間利用できます。巡回警備員の方や防犯カメラもあるため、どの時間帯でも安全に移動できます。
まとめ|迷う街だからこそ、自分に出会える


汐留シオサイトは、ただのオフィス街ではありません。デッキと地下道が迷路のようにつながり、歩くたびに新しい発見がある街。
静けさ、風の通り道、ヨーロッパのような街並み、そして水と緑。忙しい日々のなかで、自分の感情を整える“余白”を持ちたい人にぴったりの場所です。
迷ってもいい。むしろ、迷いながら歩くことで、自分に戻れる。
そんな都心のひとり時間、ぜひ味わってみてください。



ぜひ楽しんでくださいね!